壬生町の小児科 あかりこどもクリニック｜下野市 栃木市近く

アレルギー科について

私の専門は小児アレルギーです。お子様のアレルギーの代表的なものは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどです。お子様のアレルギーは病気や治療に対してお子様と保護者様が理解を深めて実践することが大切です。ゼーゼーしているけどどうしたらよいのかな？お肌のカサカサ何を塗ればよいのかな？どんな食事に注意したらよいのかな？かかりつけクリニックという特性を生かして一つ一つの疑問に答えながら少しでもお力になれればと考えております。気になるアレルギー性の症状、またはアレルギー性の可能性がありそうな症状がみられたら、お気軽にご相談ください。

当院実績（2021年4月1日〜2022年3月末日の集計）

• 食物経口負荷試験・・94件
• 舌下免疫療法（スギ・ダニ）・・・94件
• 血清特異的IgE抗体検査・・・176件

アレルギーの病気

気管支喘息

• みんなのQ&A
• 喘息のテープを貼ったらかぶれてしまいました
• 喘息の吸入がうまくできません
• 喘息の治療はどんなものですか？
• 喘息の検査はできますか？
• 喘息の薬はいつやめられるのですか？
• 長引く咳

気管支喘息は、気管支が過敏に反応することでヒューヒューやゼーゼーなどの喘鳴がきかれるようになる病気です。気温差や運動などの刺激、アレルギーを引き起こす原因物質である埃やダニ、ペットの毛などの刺激で起こります。治療としては、喘息治療薬を適切に用いていきます。その他に環境整備（お布団に掃除機をかけるなど）を進めて行くことも大切です。喘息の治療薬には、発作を予防するために定期的に使う長期管理薬と、発作が起きた時に、その症状を鎮めるために頓服的に用いる発作治療薬の2種類があります。飲み薬の他に吸入薬もあります。吸入薬についてはお子様が上手に吸入できるかも大切なポイントになります。お子様の性格やライフスタイルも考えながら適切な治療を見つけていくことが大切です。

アトピー性皮膚炎

• みんなのQ&A
• ステロイドって大丈夫？
• 肌がカサカサ　アトピーかもしれない

アトピー性皮膚炎は長い間かゆみを伴ったカサカサの湿疹が落ち着かない病気です。入浴の仕方、入浴後の保湿剤の塗り方、ステロイド剤の塗り方などを正しく身に着けることが大切です。スキンケアをきちんと行うことできれいな状態を保つことが治療につながっていきます。日々のスキンケアを続けていくことは大変なこともあるかと思います。それぞれのライフスタイルの中で続けていける方法を相談しながら模索していきましょう。

花粉症

• みんなのQ&A
• コンタクトレンズを使用しているのですが、目薬は大丈夫ですか？
• 花粉症でしょうか？
• 花粉症の新しい治療ってなんですか？
• いつも鼻みずが出て鼻がつまっています

花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種で、特に植物の 花粉が原因となって、目の痒み・充血、涙、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、などの症状を引き起こします。原因物質としては、スギやヒノキの花粉がよく知られていますが、これら以外にもアレルギーを引き起こす植物は、たくさんの種類があります。治療は、抗原回避（マスクを着用するなど）と薬物療法を中心に進めます。薬物療法には、飲み薬、点鼻薬、点眼薬などがあります。

食物アレルギー

• みんなのQ&A
• アレルギーがあっても食べられるようになりますか？
• 果物を食べると口の中がかゆい
• 血液検査が陽性だと食べてはいけないですか？
• 離乳食と食物アレルギー
• 食物アレルギーのお子様に安心を
• 食べたことのないものは保育園ではどうしたらよいですか？
• 卵はいつから食べさせたらよいのですか？
• 食物アレルギーと血液検査

食べ物が原因となって引き起こされるアレルギーのことです。原因となる食べ物には、鶏卵、乳製品、小麦、そば、エビ・カニ、ピーナッツなどがよく知られています。食物アレルギーで大切なことは正しい診断に基づく必要最小限の除去です。正しい診断は、血液検査だけで行うものではありません。

実際に食べて症状が出た時の状況をきちんと整理することや実際に食べてみて症状が出るかを見る負荷試験も大切です。また、完全に食べないのではなく食べられる量から少しずつ食べていくことが基本的な考え方です。地域のかかりつけクリニックですので小さなことでもご相談ください。

食物経口負荷試験

食物経口負荷試験は実際にその食品を食べて症状が出るかを見る負荷試験です。負荷試験の結果で症状がなければ食べられるようになります。一方、症状があれば除去は継続になりますが、どんな症状が出るかを見ることも負荷試験の大切な目的です。

当院では食物経口負荷試験を金曜日と土曜日に行っています。負荷食品はご自宅でご用意いただきクリニックで食べてもらいます。食べてから2時間の経過観察の上で症状がなければご帰宅いただきます。ご相談いただければと思います。

食物アレルギー栄養指導

当院では金曜日の9時〜16時までと、土曜日の診療時間内に、アレルギー専門の栄養士がおります。この時間帯はいつでも食物アレルギーの栄養相談を受けることができますのでご来院ください。また、食物経口負荷試験中には同栄養士より栄養指導を受けることができます。